さつまいもの話
焼酎ブームの柱ともいっていい「いも焼酎」の原料はその名のとおり「さつまいも」です。
現在、日本で栽培されているさつまいもはざっと40種類以上。色も形も中身もさまざまです。
ふだん私たちが食べている「さつまいも」は、皮が薄くて赤く、細長いものですが、現在鹿児島で作られている「さつまいも」は丸くてふっくらとしていて大きく、色も白いか薄黄色をしています。
実際に焼酎造りに使われる「さつまいも」はどんな種類でしょうか。食べて美味しいものが焼酎にしたら美味しい、という単純なものではなく、芋の成分によってきまってくるのです。
鹿児島の「さつまいも」の主力になっているコガネセンガン(黄金千貫)やシロユタカはデンプン質が豊富なことで知られています。また芋鹿酎用に作り出されたジョイホワイトなどもあるくらいです。 いわゆる焼きいも屋さんの芋とは違う種類のいもが使われているのです。
いも焼酎原料の主流 コガネセンガン
黄金千貫という漢字が当てられます。
品種改良によって、昭和41年にデビューし、それまで主流だった農林2号に代わり、いも焼酎の原料として用いられるようになりました
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いも焼酎原料の新品種 ジョイホワイト
焼酎専用に研究開発され、平成6年に誕生した新しい品種です。
でんぷん量が多く、糖化酵素を欠いているため、加熱してもでんぷんが糖に変わることがないのです。
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いも焼酎の原料「さつまいも」がもつ驚異的なパワー
さつまいもは、主成分のでんぷん以外に、リンゴの10倍以上ものビタミンCを含み、体内で糖質の利用を助けるビタミンB1、老化予防の効果があるビタミンEも豊富なのです。
また、余分なナトリウムを体外に出してくれるカリウムが多く、牛乳の三分の一に相当するカルシウムも含みます。
こうした栄養素以外に、さつまいもには、整腸作用のある食物繊維や、紫いもに多いポリフェノール類(色素)など、ガンや成人病の予防効果をもつ機能性成分も豊富です。
いも焼酎は、蒸留するので、蒸発しない食物繊維やポリフェノール類などは含みません。
しかし、血管が詰まって起こる脳梗塞などの病気を防ぐ効果の高いことが明らかになっています。
