いも焼酎

鹿児島の飲み屋へ行って「お酒をください」と言ったら、出てくるのはいも焼酎。絶対に日本酒は出てこない。 日本酒が飲みたい時は、「日本酒」あるいは「清酒」と言わなければ出してもらえない。それほど鹿児島では「酒=いも焼酎」が常識として定着している。
いも焼酎といえば鹿児島といわれるほど、鹿児島はいも焼酎の本場、いわば「焼酎王国」。いもを含む本格焼酎の生産も日本一である。
現在、いも焼酎の製造は、鹿児島県と宮崎県の南部(旧薩摩藩があった地域)、つまり旧薩摩藩の領内が中心。それも、最初にさつまいもがもたらされたのが、鹿児島だったからである。
原料のさつまいもは、かつては「農林二号」が多かったが、現在では「黄金千貫」や「南豊」などが中心になっている。また、蔵元が焼酎造りにカを入れるようになった結果、農家と契約して有機栽培したさつまいもを使用する蔵も多くなった。
生の素材を原料に使用することが、他の本格焼酎にない特徴なのですが、さつまいもは、麦や米、そばなどのように乾燥して保管することができない。
そのため、原料のさつまいもが新鮮でないと造れないので、日本で造られている本格焼酎を含むすべての蒸留酒のなかで、いも焼酎だけが仕込みの季節が限られています。
つまり、いも焼酎の仕込みは、さつまいもの収穫時期(9月~11月)に集中して行われる。
もちろん、蒸留して完成したいも焼酎は貯蔵しておけるので、出荷は年中できるのですが、いわゆるプレミアのついたいも焼酎の銘柄がすぐに売り切れて品薄状態にあるのはこのためです。
最初はとっつきにくかった独特の味わいの個性が逆にあとを引き、焼酎の世界に引き込まれていきます。まだ、試したことのない方は一度試してみてください。どの焼酎も個性が一杯です!
お湯割りがお勧め『甕の刻』1800ml
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原料の芋は、でんぷん量の多い好適品種、志布志産の『黄金千貫』を使用し、芋の香りを引き出す為に白麹を使って、常圧単式蒸留器で蒸留しました。また、素焼甕で貯蔵(約1年間)することによって、まろやかな味に仕上がりま
した。割水は宮崎名水21選に選ばれた櫻井水を使用しました。さらに、芋の香りを残したいが為に、敢えて長期貯蔵をしなかったというのが『甕の刻』のこだわりです。
価格:2,278円(税込) »詳しくはこちら |
復活!黒麹仕込 芋焼酎 角玉1800ml
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4年をかけて開発した復活「角玉」!黒麹仕込の芋焼酎を見事に表現した逸品です。黒麹特有の甘みがあり、特にお湯割りでさつま芋の風味を楽しめる芋焼酎に仕上がっています。
価格:2,070円(税込) »詳しくはこちら |
かめ寝かせ黒麹仕込み限定芋焼酎!「呑酔楽」(てんすいらく)1800ml
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この「呑酔楽」は有機栽培の芋を使用し黒麹で仕込み「かめ」で寝かせた伝統を受け継いだ正統派のお薦めできる芋焼酎です。
飲んだ感想ですが、封を開ければ最初は少しアルコールの匂いが気になりましたが、飲めば納得しました、非常にまろやかでコクもあり香りも良く25度とは思えない位に味が良くのびます、ロック、お湯割共にしっかりとした味で割負けしませんこの造りはさすが伝統のある蔵元さんが造る焼酎だと思いました。原酒(37度)も発売しこちらも楽しみな逸品です。
蔵元説明:この焼酎は、麹に河内菌黒麹、主原料として厳選した有機栽培のさつまいもを使用。もろみを蒸留後、タンクで貯蔵熟成させさらにかめにねかせて香り、味ともに丸く仕上げた旨みのある焼酎、「呑酔楽」を呑んで酔って楽しんでください。 価格:2,420円(税込) »詳しくはこちら |
2004年モンドセレクション銀賞受賞 魔界への誘い1800ml
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蒸留にはアルコールの通り道(ポットスチール)の首を長くし、香りと蒸留成分の融合時間を長くすることにより、まろやかな甘みをより引き出し、こだわりの味わいを壊さぬよう、濾過が強過ぎない「荒ごし濾過」という方法を用いることで芋本来が持つ優しい味わいを壊さないようにしました。
黒麹特有の香り、じっくりと熟成された独特のコクとまろやかな味わい。飲みだすと旨みがじわりと広がる。飲むほどに深く、魔界へと誘う。
価格:2,300円(税込) »詳しくはこちら |
いもくささかなくなり、飲みやすくなったいも焼酎
いも焼酎の最大の特徴はなんといってもさつまいも特有の香り。この香りがないといも焼酎ではないと思われていました。ですが、いも焼酎ファンにはたまらない香りも、嫌いな人は臭いをかいただけで敬遠してしまいます。このいもくささが、いも焼酎の全国への普及を困難にした原因のひとつです。
しかし、いもくささを少なくする研究が進められ、現在ではかつてのようないもくさを主張する焼酎は少なくりました。いもくささを抑え、ほのかな甘い香りが主流になっています。
また、飲み方の変化もいもくささをなくしてきています。お湯割りでは、どうしてもいもの香りが強く感じられがちですがロックやクラッシュアイスで飲むと、いもくささがなくなり、さつまいものほのかな甘さが強調されるようになり、飲みやすくなるからです。
かつては貯蔵・熟成しないことが、他の本格焼酎にはみられない特徴であった。長く貯蔵すると、さつまいも特有の香りや風味がなくなることや、さつまいもの油成分が酸化して油臭が出てくるからである。
だから、新鮮な造りたてを飲むのが、いも焼酎の常識でありました。蒸留したばかりの新酒は、どんな酒でも荒々しい辛味があるのですが、いも焼酎にはその辛味がないから熟成しなくても飲めるわけです。
しかし、最近、いも焼酎にも長期熱威したものが出てきている。焼酎も蒸留酒なのだから、ウイスキーと同じように樫樽に貯蔵しようというわけです。
樫樽に貯蔵することによって、いもくささがなくなり、まろやかな風味が生まれてくる。当然、ウイスキーと同じように、樽の色が焼酎に着くことになる。しかし、酒税法の規制があり、一定以上の濃さにできないのが現状です。
樽の他にも、かめ貯蔵に挑戦する蔵も出てきています。泡盛の古酒がかめに貯蔵するのと同じです。こちらも、長期熟成によって風味が出てきます。
このように、いも焼酎もかつてのイメージとはだいぶ変わってきています。それだけ、飲みやすくなったので、またためしたことのない人は、一度はアタックしてみてはいかがでしょうか。








