ぶどう品種
世界中で栽培されているワイン用のぶとう品種は約1000種類。
もともとはヨーロッパ生まれの品種が世界中に広がっていき、その土地の気候で、また新しい個性を生んでいます。
ここでは主なワインの品種をピックアップしました。ここからは黒ぶどうの品種です。
ぶどう品種 黒ぶどう
カベルネ・ソーヴイニヨン Cabernet Sauvignon
ボルドーを代表する赤ワイン用の品種。色が濃く、渋みや酸味のしっかりした長期熟成タイプ。
比較的どんな環境にも対応することができるから、今や世界中で引っ張りだこの人気者。
チリやアルゼンチなとのニューワールドものも多く、「チリカベ」なんて言葉がはやったほど。
一般的に若いうちはとても深い紫色で、カシスやプルーぺリーなどの果実味があり、強いタンニンが感じられる.熟成するとエレガントな味わい。
メルロー Merlot
カベルネ・ソーヴィニヨンとともにボルドーを代表する品種。
カベルネがメドック、グラーヴ地区なら、メルローはサンテミリオン、ポムロール地区を中心に活躍。ふくよかで、ビロードのようななめらかな舌ぎわりがあり、しなやかで濃縮された果実味が特徴。
早熟なふどうでカベルネほどタンニンが多くなく、早めに飲み頃に達する。
他品種とのブレンドではまろやかさと柔らかさを与える。カベルネ同様、世界中で人気。
ピノ・ノワール Pinot Noir
フランス、ブルゴーニュ地方の偉大な赤ワインはすべてこのピノ・ノワールから造られる。
でも残念ながらそのすばらしさは世界中とこへ行っても開花するわけではない。
ひどく手のかかる気難しい品種なので、カベルネ・ソープィニョンのように世界中で活躍とはいかないのが、その価値を高めるゆえんかも。
若いうちはフレッシュなラズベリーやストロベリー、カシス、梅の香りがはつらつと感じられるのが特徴。
シラー Syrah
フランスのポピュラーなワイン、コート・デュ・ローヌ原産のぶどう。
色が濃く、アルコール度数の高い、力強くて長期熟成タイプのワインになる。ボルドーやブルゴーニュが高根の花となった今、特にローヌ北部で栽培されるシラーは注目株の品種。
若いうちはカシスやブラックチェリー、すみれなとを思わせる香りに、黒こしょうやクロープのような、ちょっとスパイシーな香りが混ざって感じられる。
ガメイ Gamay
ロワール地方やサヴォワ地方、オーストリア、ハンガリーなどでも作られているが、持ち味のフレッシュ&フルーティーという特徴がいちばん出ているのは、なんといってもヌーヴォーでおなじみ、ポージョレのガメイから造られる赤ワイン。
明るい紫色 タンニンが少なく果実味あふれる早飲みタイプ。
ラベルに村名がついているものには、しっかりとしたボディがあり、長期熟成することもできる。
サンジョヴェーゼ Sangiovese
イタリアで最も多く栽培されている品種。
そのいちばん代表的なのがキァンテイ。その他にもさまざまな赤ワインの原料となっている。
はっきりとした酸味と軽さが特徴。また、品種改良したサンジョヴェーゼ・グロッソという、色の濃いぶどうがあり、キァンテイ・クラシコ、ブルネッロ・デイ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノーヴィレ・デイ・モンテプルチアーノといった、長期熟成タイプめワインができる。
グルナッシュ Grenache
果皮の色の薄いぶとうなので、ロゼワインの主要品種としてよく使われる。
いちばん代表的なのはタヴェル・ロゼ。アルコール度数が高く、香りが豊かでしっかりとしたワイン。
ほんのりと苦みが感じられるのが特徴また、赤ワインとしては長期熟成に向かないためブレンドされることが多く、スペインではガルナッチャと呼ばれ、有名なテンプラニーリョとブレンドされる、リオハの主要品種のひとつになっている
ジンファンデル Zinfandel
カリフオルニアワインのオリジナルな品種だから、カリフオルニア原産のような気もするが、実は1851年に南イタリアからカリフオルニアにやって来たブリミティヴォ種が根づいたもの。
深い色合いとカシスのジャムのような濃厚な香り、しっかりとしたボディを持った長期熟成タイプの赤ワインができる。果皮の色が濃いので、白ワインを造ると、うっすらとピンクがかった、ロゼより薄い色のプラッシュワインになる
ピノタージュ Plnotage
1925年、南アフリカの大学でピノ・ノワールとサンソーを交配させて誕生した、南アフリカ原産の品種。
色、味わい、香りがとっても濃い、エキゾチックな赤ワインができるため、今や人気上昇中。注目の南アフリカワインの強い味方になるはず。
カベルネ・ソーヴィニョンで濃い赤ワインの洗礼を受けた人にはおすすめかも。
その濃厚な香りは、若くして飲んでしまうよりも、熟成させて楽しむのがベター
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